すぐできる!グリーン周り30ヤード付近のアプローチ!ゴルフ動画レッスン
コースに出て、ショットは好調でも結果が出ない!こんな時はショートゲームが悪いから。上級者に調子の波が少ないのはショットが不調でもアプローチなどのショートゲームで凌げるからです。今回はその中でも特に機会が多いであろうグリーン周りの30ヤード付近のアプローチの基本を説明します。
1 まずは基本のアドレスをチェックしておこう!
2 安定した打ち方の基本
3 球筋を打ち分ける
4 距離感の出し方
5 プロ選手のアプローチ
以上の内容で説明していきます。
まずは基本のアドレスをチェック
アプローチショットは「飛ばす」必要はありません。安定感を第一のアドレスを心がけましょう。30ヤードを基本にした場合のアドレスです。
@ スタンスは肩幅より狭く、オープンに構える。(ヘッドの抜けが良くなる)
A グリップは短く持つ。
B ボールの近くに立つ。(スイングを縦方向にできる)
C 転がす場合は少し肩をオープンに構える。
アプローチの場合は飛ばす必要はありませんから、極端な話でパターに近い打ち方をすれば短いアプローチは安定します。考え方としては「いかにバラツキ要素を排除するか?」につきると思います。
安定した打ち方の基本
@ 左手グリップはアイアン以上にしっかり握る。片手で打てる程度。
A お腹の前に常にグリップエンドがある振り子スイングをする。
B 手首を使わず、パターに近いストレート・イン軌道で振る。
C ボールとクラブの間に芝が噛まないように、ヘッドはボールの赤道から入れる。(図の@)
D 同じ振り幅で番手(SW〜7番)を変えて、低い転がしの球を第一優先に考える。
E スイング中の振り幅を少なくする。
以上が、基本の安定したアプローチの打ち方です。
次にアプローチの球筋の打ち分け方です。基本的には打ち方は同じです。
アドレスを変更する事で打ち分けるのが基本です。
■ピンが手前で球を上げたい
・ボール位置をスタンスの真ん中に持ってくる
・フェースは開く
■ピンがセンターでピッチ&ランで寄せる
・ボール位置は右足かかと線上
・フェースは開かない
■ピンが奥で転がして寄せたい
・ボール位置は右足つま先より右
・ロフトは立て気味でハンドファーストに構える
(しっくりこない方は、アドレスでフェースを開いて、インパクトで閉じながら捕まえると打ちやすいですよ!)
距離感の出し方
次にアプローチの距離感の出し方です。基本は練習場などで実際に打ってみて覚えるのが基本です。
@ バックスイングとフォローを1:1の比率で同じリズムで振り幅のみを変えて距離を打ち分ける
A 実際に右手にボールを持ち、それを狙ったポイントに下から放り投げる真似をして、力加減をイメージしてから打つ。
@に対してAの方はどちらかと言えば感覚的要素です。自分の感性にあった方法を試してみてください。
プロ選手のアプローチ
最後に、とにかくイメージ作りも大切です。プロのアプローチを見て、リズムや打ち方などを参考にイメージ作りをしてみてください。
最後に…
仮にコースでスコアを90で終えたとして、アプローチやパターなどのショートゲームは平均したら40打近くを占めることになります。ようするに、ドライバーやアイアンショットの精度を上げても、ショートゲームが上達しないとスコアアップは望めません。非常に重要な技術です。
さらにアプローチは距離感やタッチを養う事が重要です。これはなかなか月に数回の練習では養えません。日々コツコツ地道な積み重ねが重要です。ちなみにアプローチショットは自宅でも工夫しだいで練習出来ます。私の場合は庭が無いので、1mの人工芝マットを敷いて、部屋の壁にロールスクリーンを垂らしておいて、それに向かって実際のボールを打ち込んでます。練習しない時は巻いて収納できるので、なかなか良いですよ♪
では、あなたも日々練習に励んでスコアアップ目指してがんばってくださいね。
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